2023年2月 Jackグループ新年賀詞交歓会と10年に一度の大寒波
1月下旬、10年に一度の大寒波が襲来というニュースが流れる中、名古屋市のストリングスホテルにてJackグループの新年賀詞交歓会が開催された。参加110名、とても良い時間だった。ご参加の皆様、ありがとうございました。情熱を持って2023年を駆け抜けたいと感じた1日だった。
さて営業マンのコンテストである第4回J-1グランプリの結果発表が行われ、今回は暖喜社の社員がグランプリに輝いた。契約と完工で約500万円、なんとも驚きの数字である。本当におめでとう。
500万円受注完工のコツをパーティの時に聞いた。驚いたことに、なんと新規集客はほとんど受けておらず、過去のお客様からの紹介やリピートで受注しているという。
「君の顔が見たいから毎月、工事を依頼している」という方もおられるようだ。
ほぼ契約だというから失注客にかけている時間がなく営業効率最大化の結果だと感じた次第。
さて2023年のJ-1グランプリは企画をリニューアルする。
今まで通りの契約・完工を全て自分で担当する営工部門に加え、リノベや全面改装などの契約成績を競い合うセールス部門を新設。J-1ランキングとしてエントリー者を毎月ランキング形式にて発表し刺激を磨いてもらおうと思う。
また各部門の24歳以下、28歳以下、女性社員の部門賞も用意した。どんな人材が発掘されるか、全国レベルのリフォーム営業マンはどんな数字か。また1年、切磋琢磨してほしいと思う。
閑話休題
賀詞交歓会が開催された1月の最終週、北陸や関西、山陰方面では寒波の影響があり交通にも多くの支障が出た。会の終了後、大阪へ帰った人からは新幹線が途中で止まり2時間半の足止めを食らったという話も聞いたし、東海道線では15本の列車が立ち往生、長い人で10時間も車内に閉じ込められたというニュースもあった。
高速道路も至るところで通行止めになった。24日は九州、中国地方のほとんどが雪のため通行止めになり東海、関西など西日本でも多くの影響が出たようだ。
特に新名神では菰野IC(三重県)から甲賀土山I C(滋賀県)の下り線で34.5キロにわたって車両が立ち往生。解消するまでほぼ丸1日かかり、除雪し通行再開するまでに半日以上を費やすという大規模な混乱となった。これで今後は事前の通行止めが主流になるだろうなと思った次第。今回のような件があればやむなしか。
さて新年賀詞交歓会の翌日、親睦ゴルフを予定していたが寒波襲来とのことで直前で中止にした。とはいうものの当日、名古屋は寒かったが快晴だったので
「やってやれないことはなかったな」とも思ったが、急遽帰った富山の山下社長から
「急いで帰ってよかったです。凍結、漏水修理依頼連絡が30件以上あり対応しています」と連絡があった。
同じ頃、弊社の本社がある飛騨高山も寒波の影響で凍結、漏水修理依頼など多くの方から問い合わせが相次ぎ、社員が総出で対応をしていた。いやはや、ゴルフやっている場合じゃなかったという話である。
「顧客中心主義」はこんな時に真価を発揮するが、同時にこのような自然災害やトラブルがあるといつも思うことがある。
私は若い頃、車や時計などメンテナンスが必要だとわかっていても安い業者を探し、遠方の地域からでも買うことがあった。しかし故障やメンテが必要な時になると後悔する。時間もかかり面倒な手間も多く、何しろ結局高くつく。今は少々高くても近くで利便性の良い販売店から買うことにしている。
ホテル選びも同じで、懇親会の終了後、いざ帰ろうかと思っても降雪の影響でタクシーが捕まらず、1時間ほど歩いてホテルまで行った記憶が今も忘れられない。今は少々高くても移動距離が短く(できれば徒歩圏内)駅に近いホテルを選ぶようになった。
若い時はメンテナンスや非常時の時のことなどまるで考えないが、いざという時の怖さを知った今はそれを考えずに購買することはなくなったという話。
お客様も新築やリフォームする際は業者選びに悩むと思う。
価格や購買時のサービスも魅力だが、非常時の対応をしっかりしてくれる業者を選ぶべきだと思った次第。