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クモデコラム
COLUMN

2019/1/14

2019年1月 ボヘミアンラプソディ

今は、時間を見つけるのが難しくご無沙汰しているのだが、以前は暇さえあれば1人でライブに出かけていた。特に洋楽のビッグネームは行くようにしていた。ローリングストーンズ、エリック・クラプトン、ボブデュラン、ポールマッカートニー、スティング、ヴァンヘイレン、レニークラヴィッツ、ジャネットジャクソン、Mr.BIGなど書き出せばキリがない。(ま、ミーハーといえばミーハーです)

そんなミーハーな私が「行きたかったなー」と思うアーティストが4人(組)いる。マイケルジャクソン、デビットボウイ、エアロスミス、そしてクィーンである。そのうちまだチャンスがあるのはエアロスミス。後の3名はこの世にいない

デビットボウイは学生の頃に「ジギースターダスト」というアルバムを聞いたのがきっかけで、10代の頃よく聞いていた。数年前、この「ジギースターダスト」のアルバムジャケットの場所がいまでも現存すると知り、その撮影をするためだけにロンドンに行ったのだが、現在はオープンカフェがあり残念ながら撮影できず記念プレートだけ撮影をしてきたということもあった。

もっとも、現地の方にその話をしたら、「ロンドンに来たらそっちよりアビーロードだろ。頭大丈夫か、お前」ということになり、ビートルズのアビーロードのレコードジャケットに使われた当時のEMIスタジオの前の横断歩道へ行き、記念撮影したという思い出もある。

やっぱり、ライブは行ける時に行っとかないといかんな、と思っていたところ、2016年にイギリスのロックバンドのクィーンのギタリスト・ブライアンメイなどのメンバーがアダムランバートという若いボーカリストと「クィーン+アダムランバート」というバンド名で、クィーン楽曲の世界ツアーライブをし日本にも来日するということを知った。

これは行かねばと、抽選や先行発売、人ヅテなどと様々な手を尽くしたのだが、都合の合う日にチケットを取ることができず。後から聞くところによると瞬く間にソールドアウトしたと知り「えー、今でもそんなに人気あるんだ。俺と同じことを考えているヤツは多いんだな」と、クィーン人気の不滅さに驚いたことを覚えている。(フレデイはいないのだけど)

前置きは長くなったが、そんなクィーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの伝記的映画「ボヘミアンラプソディ」が大人気で絶賛公開中であり、私もこの正月休みに観てきたという次第。ちなみに私が個人的に最も信頼する評価サイトはヤフー映画(笑)。そのヤフー映画で3.6以上ならまず外れなし、そのサイトでなんと4.7点という驚異的な高さを誇るこの映画。

私の周りでも「良かったよ」という声も多く、また2回、3回と繰り返し観ている人もいるという。その前評判の高さに天邪鬼な私は少々懐疑的だったが、観た感想は「まんまフレディじゃん」。ラスト21分のライブシーンはもう生き写しか、と思えるくらいそっくりだった。

さて20世紀を代表するイギリスのロックバンド、クィーンのボーカルであり、映画の主人公フレディ・マーキュリーが死去したのは1991年。今から28年前。私が20歳の時だ。私はリアルタイムにクィーンを聞いていた訳ではないが、エイズを公表し死去したというニュースが大きく報道されていたことは記憶に残っている。

今回の映画のヒットで、日本にまたクィーン+アダムランバートが公演に来ないかなとチェックをしていたら、ちゃっかり北米ツアー23公演をすると発表をしていた(さすが米国)ので楽しみに待っていようと思う。(YouTubeで、“フレディマーキュリーストーリー”というドキュメント番組を観ることができます。こちらもオススメ)

さて、今回の映画でフォーカスされていたのは移民であること、親との断絶、ゲイであることの3つが印象的だった。特に性的指向に深く悩む(実際に悩んでいたかどうかは別)姿は、ゲイ、いわゆるLGBTに悩む人にとって共感することも多いのではないかと思った。私の周りでもLGBTの人がいる。時代が寛容になってきたことはヒットの背景としてあると思うし、自分に向き合い、自分に正直に生きるということをこの映画で改めて深考した次第。

まだ観ていないという人は是非、劇場で体感することをお勧めしたい。


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